1998年の差別身元調査事件発覚後、東京都は2000年から毎年6月を「就職差別解消推進月間」として啓発事業に取り組んできた。2019年から実施されている就職差別解消シンポジウムもその一環だ。
今年度は6月4日、大田区民ホール・アプリコ大ホールで「DEIの視点から外国人の採用選考と就労を考える」(予定)をテーマに開催される。
主催は東京都と東京労働局であるが、東京都連も参加している就職差別撤廃東京実行委員会も特別賛同団体としてシンポジウムに協力しており、実行委員会の炭谷委員長が「最近の人権を巡る状況」と題して基調講演を行なう。
主催である東京都と東京労働局は、広範な周知をおこなうと共に、「就職差別解消促進月間」賛同団体への登録を企業・団体に呼びかけている。東京都TOKYOはたらくネット内の賛同団体登録フォームから申請を受け付けている。(募集期間は5月31日まで)
【就職差別解消シンポジウム】
日時 6月4日(水)13時~16時(予定)
場所 大田区民ホール・アプリコ 大ホール(大田区蒲田5‒37‒3)
テーマ 「DEIの視点から外国人の採用選考と就労を考える」(予定)
>東京都「就職差別解消促進月間」取り組み案内